なんでだろ〜?


落ちたと思ってたJALの面接が受かってました。よかった。


面接会場は羽田空港のおとなり、新整備場でした。
浜松町から東京モノレールで470円。旅行に行くとき以外シラフで払える電車代じゃないよね。もちろん新整備場で降りる人間はほっとんどおらず、いるとしたらその人はJALANAの人間。


地下にある新整備場駅から地上にでると、そこは羽田の滑走路の真横。近くを動くジェット機の排気で、嵐状態。面接やるビルは格納庫つきで777とか駐機してました。モエモエ。


3対3のグループ面接でした。グループ面接初めてで緊張しまくり。
しかも前のグループが長引いてて面接室の前で3人して20分も待たされました。
この緊張と沈黙に耐え切れずに


「最近どーよ?」


なんて隣でカチンコチンの学部生に酔っ払いオヤジみたいなからみをしてしまいました。
それなりに会話して緊張がほぐれたところで入室。


面接室の滑走路に面したおっきな窓に見とれてると


「キィィィィィン」


って窓一面に真っ赤な日の丸。JAL機のでっかい垂直尾翼が目の前を横切ってまたモエモエ。って挨拶しなくちゃ。


なんていうか、昔からそうなんですけど、僕って緊張するとペラペラしゃべりまくるみたい。おかげでかっるーい男に見られたんじゃないかなーと思う。面接終わって、他の2人から「なんであんなにスラスラしゃべれるんですか?」ってビックリされました。あれはスラスラじゃないよ、いらんことペラペラしゃべってただけなんだ…。


おまけに面接官に「好きな本はなんですか?」なんてベッタベタゆえにノーマークな質問されて


村上春樹の『ノルウェイの森』ですかねぇ…」


なんてポロッと告白してしまいました。理由をきかれ


「全編に漂う虚無と退廃の匂いがたまらなく好きです。」


なんて答えてしまいました。
こんなこと言う整備士、僕イヤです。


そんなわけで、多分落ちたと思った面接なんだけど…なんでだろ〜?